夏風邪の原因と対策
【夏でも油断禁物!】しつこい夏風邪の原因と対策
こんにちは!
夏真っ盛り、暑さが厳しくなってきましたね。冷房が手放せない日々ですが、こんな季節こそ気をつけたいのが「夏風邪」。
冬とは違った原因と症状をもつ夏風邪は、意外と長引いたり、治りにくかったりすることもあります。今回は、夏風邪の原因や症状、そして予防のポイントをまとめました。
■ 夏風邪の特徴とは?
夏風邪とは、夏に流行するウイルス性の風邪の総称で、代表的なものには次のようなウイルスがあります。
- アデノウイルス(プール熱)
- エンテロウイルス(ヘルパンギーナ・手足口病など)
- コクサッキーウイルス(夏風邪の主な原因)
これらのウイルスは、高温多湿な環境でも活動が活発で、飛沫感染や接触感染によって広がります。子どもに多いイメージがありますが、大人もかかります。
■ 主な症状
夏風邪は、ウイルスの種類によって症状が異なりますが、主に以下のような症状がみられます。
- のどの痛み
- 発熱(38℃以上の高熱が出ることも)
- 倦怠感・だるさ
- 下痢や腹痛
- 頭痛
夏の暑さと相まって、体力が奪われやすく、治りが遅くなることもあるため注意が必要です。
■ 夏風邪を防ぐ5つの対策
- 冷房の使いすぎに注意
冷たい空気で体が冷えすぎると免疫力が低下します。室温は25〜28度、湿度は**50〜60%**が目安です。 - こまめな手洗い・うがい
外出後や食事の前は、石けんを使ってしっかりと手を洗いましょう。ウイルスは手から口や目を通じて侵入します。 - 十分な水分補給
夏は汗をかいて体内の水分が失われやすくなります。のどの粘膜の乾燥も風邪の原因になりますので、こまめに水を飲むことが大切です。 - 栄養バランスのよい食事
野菜・果物・たんぱく質を意識して摂取し、ビタミンやミネラルで免疫力アップを図りましょう。 - 十分な睡眠と休養
夏は夜も暑くて寝苦しい日が続きますが、質の良い睡眠は免疫力維持に不可欠です。睡眠環境を整えて、しっかり休みましょう。
■ かかってしまったときは…
万が一、夏風邪をひいてしまったら、無理をせずしっかり休むことが最も大切です。
特に、以下のような場合は病院の受診をおすすめします。
- 高熱が3日以上続く
- 水分が摂れず脱水の症状がある
- 呼吸が苦しい、激しい咳が出る
- 子どもや高齢者が発症した
夏風邪は市販薬で一時的に症状が軽くなることもありますが、根本的な治療は安静と水分・栄養補給です。
■ 最後に
夏風邪は、「夏なのに風邪?」と油断しがちですが、体調を崩すと夏の楽しみも台無しになってしまいます。
冷房や暑さ、外出が増えるこの季節こそ、自分の体調管理がとても大切です。
家族みんなで予防を心がけて、元気に夏を乗り切りましょう!